Tempoの出し方(その1)

ムラカミ

 

 

 

 

 

 

 

今回は、曲のTempoについてなんですが、
セッションで、ボーカリストがテンポを出すのが基本ですが、
慣れないと、どうしても緊張してぎこちなかったり、自分の思った速さが出せなかったり
しますが、それでもテンポを出すのはやはりボーカリストが良いのですか?
ちなみに、ミュージシャン側から見て、演奏しにくい例などありますか?

藤井さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご質問有難うございます。

歌い手さんが慣れていないと、緊張感は半端ないであろう、ということは十分に理解しています。

 

で、事前準備やレッスンなどで、先生とともにテンポを決めておきたいのはよくわかります。

 

でも、みなさんよく分かっていらっしゃいませんけれど、

テンポというものは絶対的な感覚でわかるものでは無いのです。

 

そのときに応じて同じテンポの早さが速く感じたり遅く感じたり。

自分の心臓の鼓動や理性の感覚とのバランスでまったく違うものです。

そして、その前後の歌や雰囲気とも相まって、全然、受け手の印象も変わってきます。

そういうものを無視して「テンポは110です!」と言われるのは

演奏者からすると、「別にいいけれど、何か勿体ないなぁ~」という

感覚を覚えるわけです。

 

もうひとつ、常にメトロノーム持っているわけじゃないからね~、という

のもあります。

持っていなくても、おおよそはわかりますが、

何となく、ね、という気分。

 

テンポは厳密なものでもありますが、

別段、どうでもいいものでもあります。

シチュエーションによってまったく違う存在なのです。

 

料理の塩味とか調味料の加減みたいなものでしょうか??

塩5グラムです

砂糖8グラムです

と言われても、水の分量や温度・湿度で全然変わるわけですから、

味を見ながら調整する、というのはとても重要ですよね?

そして、その際に確かに塩の加減でまるで味わいが異なる料理もあります。

そうかとおもうと、大雑把な方が美味しいモノもあります。

 

食べる順番でも全然、異なった感覚を持たせることもできます。

これがテンポとかリズムの与える感じなのです。

 

歌い手さんがこれを感じとって、なんとなくテンポ感を出してくれたら

一番いいなぁ、と思うのですが、おそらく皆さんの感じでは、

「そんな余裕があったら、テンポ出しだって楽々できますよ!

余裕が無いから頼んでるのに~~」

ってことでしょうね。

 

わかってますよ!ホントは。

 

でも、譜面台でもマイクのあしらいでもそうですけれど、

甘やかせているばかりでは、やっぱり良くないのです。

 

なぜならば、皆さんはお客さんを巻きこんでやっていることですから。

ご自身で頑張る、それが良い歌にも繋がりますし、

見ているお客様にも良い効果が生まれます。

 

もしもお客さんを巻きこまないならば

すべてやってもらう、というやり方もありかもしれません。

でも、もしもそのようにするならば・・・・・

 

演奏者もまわりのスタッフも「家来」となるほどのギャラをいただいておりませんので、このあたりはどうぞそれなりの費用をお考えくださいませ!

 

ご質問有難うございます。

 


ムラカミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

厳しいご意見ありがとうございます。

 

でも、自分の歌を聞いてもらうのに人任せではおかしいですもんね。

 

私も基本的に、毎日料理しますが、ここ最近は大さじを使った覚えがないですし、味噌汁の味も日によって違います。

 

じっくり練習で、Tempoを感じて覚えると同時に、いかなる場面でも対応していくチカラがいりますね。

 

あっ、それがJAZZか!(^_^;)